2026.08.22
育成就労の外部監査では何をする?具体的な業務内容を解説

育成就労の外部監査では何をする?具体的な業務内容を解説
2027年4月1日から始まる育成就労制度では、監理支援機関に外部監査人を置くことが求められています。
では、外部監査人は実際にどのような仕事をするのでしょうか。
この記事では、育成就労制度における外部監査人の具体的な業務内容を、簡潔に解説します。
※本記事は2026年8月時点の公表資料に基づいています。今後の法令・運用変更等により内容が変更される場合があります。
外部監査人の主な仕事は?
外部監査人の主な役割は、監理支援機関の業務が適正に行われているかを、外部の立場から確認することです。
主な業務は次の2つです。
3か月に1回以上、監理支援機関の業務を確認する
年1回以上、監理支援機関が行う監査に同行する
① 3か月に1回以上、監理支援機関を確認する
外部監査人は、監理支援事業を行う各事業所について、3か月に1回以上、監理支援機関の業務が適正に行われているかを確認します。
確認する方法として、主に次のようなものがあります。
責任役員・監理支援責任者から報告を受ける
監理支援機関の責任役員や監理支援責任者から、業務の実施状況について報告を受けます。
監理支援業務が適切に行われているか、問題が発生していないかなどを確認します。
事業所や帳簿書類を確認する
監理支援機関の事業所に赴き、
事業所の設備
帳簿書類
その他必要な物件
などを確認します。
つまり、担当者から話を聞くだけではなく、実際の事業所や書類も確認することになります。
② 年1回以上、監理支援機関の監査に同行する
もう一つの重要な業務が、監理支援機関が育成就労実施者に対して行う監査への同行です。
外部監査人は、監理支援事業を行う各事業所について、1年に1回以上、監理支援機関が行う監査に同行します。
関係を簡単にすると、
育成就労実施者(受入企業)
↓ 監査
監理支援機関
↑ 監査に同行・確認
外部監査人
という関係です。
つまり、外部監査人が毎回受入企業を直接監査するのではなく、監理支援機関が適切に監査を行っているかを外部から確認することが重要な役割です。
外部監査では何を確認する?
外部監査では、監理支援機関の業務が適正に行われているかを確認します。
例えば、
監理支援機関の業務体制
監理支援責任者等の業務状況
帳簿書類
監理支援機関が行った監査の状況
問題が発生した場合の対応状況
などを、関係する資料や報告等を通じて確認します。
外部監査を実施した場合は、外部監査人がその結果を書面にまとめて監理支援機関へ提出します。
監理支援機関は、その外部監査の結果に関する書類を帳簿書類として備え置くことが求められています。
問題が見つかった場合は?
外部監査によって問題が見つかった場合には、その内容を確認し、必要な是正が行われているかを確認することも重要です。
外部監査人は、単に書類を確認するだけではなく、監理支援機関の業務が適正に行われているかを外部からチェックする役割を担っています。
外部監査人の業務をまとめると
業務 | 頻度・内容 |
|---|---|
監理支援機関の業務確認 | 3か月に1回以上 |
責任役員・監理支援責任者への報告聴取 | 確認時に実施 |
事業所・帳簿書類等の確認 | 確認時に実施 |
監理支援機関が行う監査への同行 | 年1回以上 |
監査結果の書面化・提出 | 外部監査実施時 |
まとめ
育成就労制度における外部監査人の主な仕事は、
① 3か月に1回以上、監理支援機関の業務を確認する
② 年1回以上、監理支援機関が行う監査に同行する
ことです。
責任役員・監理支援責任者からの報告、事業所や帳簿書類の確認などを通じて、監理支援機関の業務が適正に行われているかを外部からチェックします。
また、監査結果を書面にまとめ、監理支援機関へ提出することも外部監査人の重要な業務です。
外部監査人は、育成就労制度の適正な運用を支える重要な役割を担っています。
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